執行猶予中に,あて逃げをしたが公判請求を回避できた事例
依頼者は,交通事故を起こし,その場から逃走して逮捕されました。
依頼者は,以前に別の罪で有罪判決を受けており,事故を起こした時は執行猶予期間中でしたので,公判請求(裁判)されて有罪になってしまうと,前回の罪の執行猶予が取り消されて,刑務所に行かなければならないことが確実な事案でした。
そこで,交通事故の被害者の方に対し,事故の治療費や慰謝料等を支払うことを約束する誓約書をお渡しするとともに,被害者の方に,寛大な処分を希望する旨の嘆願書を作成していただきました。
また,弁護人から検察庁に対し,本件は公判請求(裁判)すべき事案でないと主張する意見書を提出しました。
その結果,本件については公判請求(裁判)ではなく罰金となりました。
速やかな弁護活動により,被害者の方から嘆願書を取得することができたことが大きく影響し,依頼者が刑務所に行くことを回避することができた事案でした(担当 江幡 賢)。
対応地域 -新潟県全体-
下越地域
新潟市、新発田市、村上市、燕市、五泉市、阿賀野市、胎内市、北蒲原郡―聖籠町、岩船郡―関川村・粟島浦村、西蒲原郡―弥彦村、東蒲原郡―阿賀町
中越地域
加茂市、三条市、長岡市、柏崎市、小千谷市、十日町市、見附市、魚沼市、南魚沼市、南蒲原郡―田上町、三島郡―出雲崎町、南魚沼郡―湯沢町、中魚沼郡―津南町 、刈羽郡―刈羽村
上越地域
上越市、糸魚川市、妙高市
佐渡市